よりよい老人ホームの選び方5か条

緊急!「よりよい老人ホームの選び方5か条」
作成:NPO法人となりのかいご

家族の在宅介護に限界を感じている人、または家族が病院から退院させられても自宅介護ができない人が老人ホームを選ぶ時、どんなことに注意したらいいか、5か条にまとめてみました。

1) すぐ入居できます、は疑おう。  一生懸命運営している老人ホームは、今すぐ入居できますとは言えません。その人が感染症を持っているかもしれないし、ケアすることができない精神疾患があるかもしれない。健全な老人ホームなら、まず本人に会い、日々の生活のことなどの会話をした上で入居の判断をします。病院に入院していた人や通院していた人なら、病院からの情報を手に入れようとします。お薬手帳なども見ます。残り一室です、今すぐなら入れます、などという言葉は疑いましょう。

2) 家族が昼食を食べに行こう。  ケアスタッフがいちばん忙しいのは昼食の時間です。だから介護の実力がよく見えます。ポイントは、入居者を席に座らせてから、食事がでるまでずっと待たせていないか、乱暴な言葉使いで接していないか、など。見学に行ったら入居者と同じフロアで実際にお昼ごはんを食べてみましょう。それをさせてくれるところは自信があるところです。おいしいかどうか、の判断も大事、豪華である必要はありません。食事については行政の指導があるわけじゃないので差が出やすいです。いい老人ホームにしたいと思う人は食事を大事にします。

3) 職員の離職率を調べよう。  厚労省の「介護サービス情報公表システム」で、その老人ホームのさまざまな情報を見ることができます(困ったことにとても見にくいので、「となりのかいご」のホームページに調べ方を載せました)。いちばん重要なのは、職員の離職率です。平均は16,5%です(平成25年介護労働安定センター)。離職率が45%を超えると、いい職場環境とは言いにくいです。介護のノウハウは人に蓄積されるから、長期間そこで働いている人が多いほど介護の質が高いと想定されます。

4) 月額料金は総額を聞こう。 老人ホームの料金にはホテルコストと呼ばれる、家賃、食事代などの他に、介護保険の自己負担分、オムツなどの備品代などがかかります。親切な老人ホームは最初から総額を教えてくれますが、中にはホテルコストだけを伝えるところもあり、総額とかなり乖離することがあるので気をつけましょう。

5) 看取りケアをやっているか聞いてみよう。  看取りケアをやるには医療、介護の体制を充実させる必要があります。また相談員と家族との強い信頼関係がなければできません。看取りケアはお金儲けを目指しているところはやらないので、看取りケアをちゃんとやっているところはかなり信用できます。看取りをした際の具体的なストーリーを聞いてみるとその老人ホームの真剣さを知ることができると思います。

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