2020.04.01

「介護中の新型コロナウイルス対策」について考える

「介護中の新型コロナウイルス対策」について考える

新型コロナウイルスが世界中で感染拡大をみせています。高齢者や持病がある人は特に重症化しやすいというデータもあります。もし、身内にそのような方がいる場合、以下の5つの心構えをしておきましょう。

1.支える側である自分自身が感染しない
 まずできる対策として、手洗い、うがいを徹底して、「支える側の自分自身が感染しない」ように努めてください。当然のことですが、支える側が健康でないと、家族のサポートはできません。睡眠や栄養をしっかり取り、免疫力を高めることも重要です。必要以上に不安がらず、まず今すぐできる対策に取り組み、不安と上手に付き合ってください。

2.要介護者に必要以上に接触しない
 テレワークなどで自宅にいられる時間ができたことで、「できるだけ親の様子を見に行こう」「一時的に帰省しよう」と考える方が少なくありません。ですが先述の通り、高齢者や持病のある人が感染すると重症化する可能性があり、自覚症状がないままに自分が感染源となってしまうこともありますので、必要以上に接触しない方がよいでしょう。今は電話などでコミュニケーションをとっていただけたらと思います。

3.施設と自宅、どちらが安全か?
 施設には看護師などの専門職がおり、定期的に体温、血圧、脈拍をチェックしているため、利用者に異変があれば気づきやすい状況にあります。万が一のときも、保健所などと連携を取るため、家で発症するより迅速な対応が受けられる可能性が高いです。そのため「在宅勤務となったことで、家にいられるし、一時的に自宅で介護を」という選択はあまりおすすめできません。

4.介護サービスの利用が制限されてしまったら…
デイサービスなどのサービスが利用制限となることも予想されます(すでに制限が実施されている地域もあります)。そういった事態となったら「どこまで家族がやる?」「自宅に一人でも対応できることは?」と、冷静な判断をお願いします。食事は“宅配弁当で”、入浴は“訪問ヘルパーや訪問入浴に”などの対応が可能です。あくまでも一時的な対応ですので、デイサービスで行っていた入浴・食事・リハビリを、家族が無理して担い過ぎないことも重要です。

5.利用制限が始まる前に、ケアマネジャーと作戦を立てておく
 利用制限などの事態が起きる前の今から、ケアマネジャーと話し合っておくことが重要です。事前に話ができることで、不安を軽減することができ、いざというときにも冷静に対応することができます。また、デイサービスなど施設への個々の連絡は、現場の混乱につながるため、まずはケアマネジャーにご一報いただければと思います。

オススメ

ブログ一覧へ戻る

この記事をシェア

  • facebook
  • twitter