2020.07.22

スムーズにケアマネジャーを変更するには…

2020.07.22

スムーズにケアマネジャーを変更するには…

ケアマネジャーの主な仕事は、介護保険による介護サービスを利用する際に必要な「ケアプラン(介護サービス計画)」を作成したり、介護に関するさまざまな相談に応じてもらうなど、介護生活の現場監督的な役割を担うことです。そのため介護サービスを利用する本人や家族との信頼関係を築くことができる良い人材かを見極めることが、仕事と介護を両立する上では非常に重要になってきます。

 もし、下記に挙げたようなことがあるときは、ケアマネジャーの変更を考えた方が良いかもしれません。

~ケアマネジャーを変えるべきポイント~

●緊急時に対応してくれない、対応が遅い

●利用者本人が介護サービスを拒否するなど、問題があっても家族任せ

●デイサービスやショートスティの連絡や調整を家族任せ

●病状の急変など状況に変化があっても、新たな提案がない

●利用者本人に対してベストの提案をするよりも、家族の言いなり

●月1回の訪問時に利用者本人に会わず、家族の話だけでケアプランを作成する
※コロナウイルス感染拡大防止の緩和措置で、電話確認でも対応可とかなっております。

●ケアプランの介護サービスを利用する理由や中長期的目標などが他のケースのコピー&ペーストでないかと疑われる文章

●自分が所属している事業所や上司の方針を重視して、利用者本人のニーズではなく、仕事をこなすだけ

※「家族と意見が合わない」としても、客観的に利用者本人にとってベストな提案をすることがケアマネジャーの役目です。ケアマネジャーの更新研修では「本人の要望から提案をスタートする」ことを学んでいるため、家族が目をそらしたい現実を伝えて、今後のことを考えたケアプランを作成することもあります。そのときに家族が納得するように伝えることができているかどうかもケアマネジャーとしての力量が問われるところでしょう。

~ケアマネジャーを変更する前に…~

①ケアマネジャーが所属する事業者の責任者などの上司に相談
 本人に変更を伝えると角が立つこともあるため、ケアマネジャーが所属する事業者の責任者などの上司に相談

②地域包括支援センターに相談して、アドバイスをもらう
 事業所も不安なときは、地域包括支援センターに電話で相談

※「変更したい理由」を的確にまとめ、第三者の意見を聞いてから変更することが重要です。「ケアプラン」は利用者本人にとって良いものなのに、コミュニケーションギャップなどでそれが伝わっていないこともあるからです。

~第三者の意見を聞き、ケアマネジャーを変更するとき~

●同じ事業所内の相性の良さそうな人を提案

●地域包括支援センターを通じて、他の事業所も含めて今抱えている問題をクリアできる人材を手配

※通常は月末までは現在のケアマネジャーが担当し、翌月から新しいケアマネジャーが担当します。

ケアマネジャーを変更しても、それまで利用していた介護サービスまで変更する必要はありません。ただ、次のケアマネジャーにきちんと引継ぎしてもらうようにお願いしましょう。