2020.06.17

いまさら聞けない【有料老人ホーム】って、どんなところ?

いまさら聞けない【有料老人ホーム】って、どんなところ?

●【老人ホーム】という言葉をインターネットで検索すると…
【有料老人ホーム】や、それに関連する検索結果(実は広告です)が上位に表示されることが多いと思います。
でも、そもそも【有料老人ホーム】とはどういったものでしょうか?

 

●老人ホームには“公立”と“私立”がある
少し乱暴な説明になりますが、「老人ホーム」と一口に言っても、学校と同様に“公立”と“私立”があります。

 ・「私立」=【有料老人ホーム】:主に、株式会社などの一般企業が運営
 ・「公立」=【特別養護老人ホーム(通称:特養)】:主に、社会福祉法人などが運営

 

●それぞれの老人ホームの“利点”と“難点”
【有料老人ホーム】(私立)
 利点:空室があればすぐに入所できる
 難点:料金設定が様々で入居金が必要なところが多く、特別養護老人ホームより費用高いのが一般的。

 

【特別養護老人ホーム】(公立)
 利点:入居金はなく所得別に費用が考慮され、入居者本人の収入で賄うことができる。
 難点:基本的には入居する本人もしく家族が住む地域のホームから選ぶ。待機者が多く、すぐに入居は難しい。

 

●【有料老人ホーム】は、こんなところ
 ・介護が必要ない元気なうちから入居できるホームもある
 ・入居金は0~数千万円、毎月の費用は15~30万円程度と様々で、費用にかなりの幅がある
 ・高額な施設にはプールやトレーニングジムなど豪華な設備がある
 ・ほとんどが個室がとなっている
 ・重度化したら、退居しなくてはいけないところもある

 

●【有料老人ホーム】を選ぶ際の注意点
 ・費用が高い=良い施設とは限らない
 ・新しいホームは設備がキレイでもスタッフ同士のチームワークが未成熟だったりする
 ・ネット検索だけで選ぶのは危険 ※上位に検出されるのは広告であることを認識する
>>市区町村に問い合わせて有料老人ホーム一覧を入手する
※最終的な判断は入居者や家族が行う

 

●【有料老人ホーム】選びで失敗しないためには
 ・まずは見学 ※バスツアーなどを行っているところもある
 ・数カ所を見学して比較検討
 ・「埋まる前にすぐ入居しなければ」という考え方は危険
※いざホーム選びをする際は、これまでの経験から作成した「よりよい老人ホームの選び方5カ条」

 

(リンク:資料ダウンロード)を参照ください!