2021.02.17

『カイゴのギモン』を解決しよう!~どんな時に、何を相談すればいいの?~

2021.02.17

『カイゴのギモン』を解決しよう!~どんな時に、何を相談すればいいの?~

介護などに不安を抱えている働く世代の人に向けて、当法人が作成した小冊子『カイゴのギモン』から、これまで介護のきっかけになりやすい3つのケースを紹介しましたが、今回は「まだ、介護はしていないけど、将来が心配…」という方に向けての情報を掲載したページのご紹介です。

 『カイゴのギモン』は当法人のHPより、無料でダウンロード可能です。ぜひご活用ください。

●問題が起きていなくても、まずは相談
『カイゴのギモン』では、「まだ問題は起きていないけど、なんとなく不安」という方を対象とした、Q&Aを掲載しています。たとえば、下記のような“介護の疑問”をいただいております。

・問題はないけどなんとなく心配。でも何を相談したらいいかわからない…
・母が亡くなって、父が一人に。
・両親は歳をとって体が不自由になってきた。介護をするのは兄弟だけど、少し心配…

 上記に加えて「どんな時に、何を相談すればいいの?」といった計6つの良くあるご質問の回答や対応策を『カイゴのギモン』のP12~13に掲載しました。

●相談が遅れると、、、
どの質問も「まだ相談しなくても…」といった印象を受けたかもしれません。それでも、どんな些細なことでも、不安を感じたときこそが、プロに相談するタイミングだと考えてください。
よりよい介護体制を整えるためには、早めの相談が必要不可欠です。「まだいいや…」と後回しにしているうちに、事態は刻々と悪化してしまい、気づいたときには、仕事に大きな穴を空けざるを得ない状況に陥ってしまう方が少なくありません。

●コロナ禍のテレワークで陥りがちな罠
多くの方が抱いている「近くにいて介護することが親孝行」という想いから、コロナ禍でテレワークが推奨されると「これを機会に自分で介護しよう」という考えに陥りがちです。「実際にやってみたものの、想像以上に大変で仕事が手につかない。迷惑をかけないために、仕事を辞めるべきかと悩んでいる」という個別相談が増えてきています。
 どうか、いつまで続くか分からない介護の中で、家族だけで抱え込まないでください。何も問題が起きてなくても、早めに地域包括支援センターにご相談ください。